CSC (Cancer Stem Cell)は日本語で「がん幹細胞」と呼びます。
これはがんを作り出すと考えられている細胞です。
すでにがん化した細胞を傷害し、縮小しても、がんを作り出す「幹細胞」が残っていれば、再びそこからがん細胞が生み出され転移、再発をくり返すことが分かってきました。
つまりCSCは、がん治療の主たるターゲットにするべきがん細胞なのです。
がん治療において、一般にがんの種類(病名)によって特定の抗がん剤を投与しますが、同じがんでも個々人によって抗がん剤の効き方は異なります。
がんが発見され、がん腫を手術で切除した後でも、血液中に少量のCSCが循環することが多く、これが再発の原因となります。CSC検査は、血液中に潜むCSCを採取し、濃縮培養し、検査をすることで、再発と転移を防止する策を講じます。
CSC検査の方法
採取した血液から実際に培養したCSCに数十種の抗がん剤と天然成分(ビタミンC、ウクライン、マイタケ、フコイダンなど)を投与して、どの抗がん剤や天然成分に、がん細胞を殺傷する効果があるのかを分析します。
また、血液中の循環しているがん細胞を調べて、放射線治療が効くがん細胞かどうかを判定しています。
そして、薬剤耐性を持ちやすいのか、あるいは転移と再発する力が強いのかどうかなども調べられます。
がん細胞に発現している分子(マーカー)を調べて、がん治療薬(抗体医薬品)の有効性も判定します。
これらの検査結果をレポートにまとめ、丁寧にご説明させていただきます。
CSC検査の流れ
Step 1
問診、診察
Step 2
血液採取
Step 3
再診にて結果説明、生活アドバイスおよび治療方法のご提案
Step 4
陽性の場合は食事生活改善を行った上で体調を見ながら、2~6ヶ月程度の間隔でのフォローアップをおすすめしております。
CSC検査の対象者
- がんと診断されている患者様で、個別の治療法に関する多くの情報を求めている方
- 既にがんの治療を受けていて、その効果を検証されたい方
CSC検査にご興味・ご関心をお持ちの方はこちらの窓口にお気軽にお問い合わせください。